1人起業のやり方:38歳医師起業1年生のリアル日記~出世コースから外れて信じる道へ①~

循環器専門医・起業0年生

3月に厚生労働省を退職し、国立循環器病研究センターの室長になることもやめ、起業する事にしました。4月から新たな生活になり10日ですが、毎日悩んで少しずつ前進しており、このリアルを軌跡を記録に残します。会社は明日登記します。

目次

これまでの経緯

・循環器内科診療の残された伸びしろはリハビリテーションの普及だと感じ、リハビリテーションの普及につながる仕事を国立循環器病研究センターで行うことを志す

・副院長から厚生労働省で循環器病対策に従事することはリハビリテーションの普及につながる仕事ができるのではないかといわれ、2年間厚生労働省に出向(循環器病対策専門官)

・国の予算額が決まっており、新たなことをやるには今のものを何か止めないといけないという限界があることを痛感する

・保険診療ではない形で、ヘルスケア領域でよい医療の形を築くことこそ、今の日本に必要な事だという考えに至り、厚生労働省に出向期間が終わったのちに起業。

・循環器病対策専門官経験者は3人中3人が准教授となっており、国立循環器病研究センターに戻った際には室長クラスの役職が与えられるはずでいわゆる出世コースだったことは間違いはない。ただし、役職や社会的な地位は目的やゴールでではなく手段だと思っており、それがあろうとなかろうと自分が何を社会に還元して生きていくかが重要だと思っている。

ブログに軌跡を残すわけ

事業を0から作ることの大変さを身をもって感じている。

やってみると、想像していたより大変。論文もたくさん書いてきたし、国でも新たな事業や取り組みを始めたが、自分の事業を0から一人でやるのは、これまで使っていなかった頭の部分を使っているようで、本当に大変だ。

不安も孤独も感じる。

今感じているこの感覚を残すことは将来の自分にとっても意味があるだろうし、これから事業を開始する人、創業早期の人にも役に立つだろうと思い、今のこの貴重な時間をブログに残すことにした。

という事で、つらつらと、ありのままで記載をしていきます!

今週行ったこと

起業は真っ白な台に仕事というブロックで何かものを創造していく作業で、かなり脳に汗をかく。

元々思考はする方で、何かを生み出すことが好きな私でも疲れる作業である。

まず、サービスを作るのが大変。

実地ハートフィット運営するとなっても、場所や、サービス内容、日程などの大枠を決める必要がある。場所は生徒が通いやすいところ、ある程度治安額良く清潔感があるところ、十分な広さがある事、机がある、などの他にエレベーターやもちろん費用の事も検討して、悩んだ。6か所見学にいって、やっとまあこれでもいいかというところを見つけた。

やはり実地でやるとなると、人と場所を用意する必要があり難しい。

テキストも作った。100P 程の分量になった。

入会規約を作るのも苦労した。会の法律の方なものであるが、日本の法律に背くことはできないので、他社の入会規約を参考に検討した。

ここは妻にも手伝って持った。

チョコザップが一番がっついた入会規約となっていると感じた。会費を抑えている分、工夫を凝らしているんだな。

ハートフィットの未来の花会員へのサービス内容について、なかなか決めきれずに悩んでいる。

当初、会員限定の動画や資料を見れることなどの特典がある、ある種オンラインサロンのようなサブスクの仕組みを検討していた。

WordPressで会員限定サイトの作り方や、会費ペイをWordpressにつなげる方法がないかなど調べていた。

本当に、新しいことが多く、ネットで調べ物をしまくっている。

ChatGPTである程度あたりをつけたあとに、検索する。

検索したら大体トップの3ページを眺めてみて、さらにワードを絞り込んで検索という作業をやっている。

ECサイトもやろうと思えば自作できそうだ。

マインドについて

起業は0からそこにものを作っていく。

パーツは無数にあるわけで、やろうと思えばキリがない。

任せるられる仕事は人に任せるべき。

でも、将来的に病院や薬局経営のコンサルなどにも事業展開したいいので、ある程度自分でもできるようになっておきたい。

そんな葛藤もあり、色々仕事を抱えている。

現実的には、お金もくなく、人もいないので、仕事を抱えているという見方もあるが・・・

仕事は自分で作るので、どこまでがゴールかも自分で決めるわけで、白い台の上にどれだけのものを積み重ねて創造するかは自分次第。終わりがないという事は、仕事は無限にある気さえしてくる。

その中で、限られて時間で、どの仕事を優先的にしていくか、そのことを1日中ずっと選択しているような感じで、本当に頭が疲労する。

研究アイディアを考えたり、進みもしない国の事業の出口を考えたりするよりも、なんか違う頭の部分を使うのか、疲労する。

目の前の作業をしても何もお金は発生しない。誰かに直接感謝されるわけではない。

でも、感じているんです。この作業が将来、とてつもない感謝に化けるかもしれない事、そして、将来に自分に糧になることを。

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ABOUT US

CHIROME
大学医学部卒→研修医→循環器内科・医学博士→宇宙医学の研究のため2年間海外留学(就職)。日々直面する色々な問題と格闘した軌跡を共有します。 サーフィン・バスケットボール・登山が好き。