こんにちは。
私は10年医師として勤務し、2年間生理学研究者として海外で勤務し、その後2年間国家公務員として勤務して、今起業して1か月が経過しました。
そんないろいろな仕事をしてきた私が、それぞれの働き方の違いを感じているので私なりの例えで表現してみます。
私個人はやはり起業が向いているとおもいます。あなたはどんな働き方が向いていますか?
目次
会社員

私は10年以上、病院の勤務医として働いてきました。会社員のイメージは、
出来上がった船の上で釣りをしているようなイメージです。
会社という船はすでにできていて、大海原にいく事ができます。
魚群の群れまで接近もしてくれて、ポイントについたところでこちらは釣りをしているような感じです。
釣りの腕前があれば魚はたくさん釣れて、いい成績が残せます。
今思い返せば、この船のように仕組みができており、自分は自分の仕事にさえ集中しておけばいいという状況はすごいと思います。
例えば病院であれば、病院という存在自体で患者さんが自然と受診して、自分のお客さんが自動的に目の前に現れる仕組みなっています。
特にセールスすることなくサービスを提供し、請求・支払い・支払いがなかった時の催促などもする必要はありません。
研究者

研究者は自分で研究案を考え、その研究が遂行できるプロトコールを作り、(場合によっては研究道具も自作します)、実際に研究を遂行してデータを集め、データを解析して発表をします。
私が医師の仕事を離れ、生理学研究者として海外の大学で勤務していた時に感じていたのは、
いかだと釣り道具を自作して、自分でつくったいかだに乗って、魚のところまで行き、自分で作った釣り道具で釣りをする
ような感覚です。
最初の研究なんかは本当に手探りで、ちゃんと乗れるかもわからないようないかだを作っているような感覚でした。
うまく魚がいる場所に行けるかもわからず、どんな方法で獲物もつかまれるのかもわからないまま、釣り道具も自作するように、プロトコールを考えます。
いかだの下に網を2,3個つけて、漕ぎまわるような感覚で、1つの研究プロトコールに2,3個のクリニカルクエスチョンを解決できるようにネタを仕込みました。
実際の研究してみると、うまく計測できたものが1つだけで、その1つをどうにか論文化しました。
起業家

そして、私は今起業をしています。高齢者向けの健康増進のtoCサービスで多くのプロセスを一人でこなす必要があります。また、会社の創業当時は役所の手続きも多かったり、サービス内容を作ったり、顧客を作ったりと、0から立体物を作る感じです。
これは例えるなら、いかだではなく船を自作して、その船を使った大掛かりな釣り道具を作って漁をする感じです。
研究者の時に苦労した経験があったので、起業も同じようなものかと高を括っていましたが、スケールが違うように感じます。
起業になると、木材の切り出しから初めて、船の梁を作るところから始まります。
ゆくゆくは多くの船員も招きたいですし、自分の手を割かなくても、自走できるようにしたいので、色々な仕組みづくりも必要です。
それらのためには、完成図を見据えた設計図が必要で、少し作って海で実際に走らせてみてはまた改善するという事の繰り返しでいい船を作ります。
途方もない作業のような気がします。
自由度が無限大だからこそ、クリエイティブが必要で、好奇心旺盛な私にはあっている職業ではないかと思っています。
社長

私は起業家でもありますが、現在株式会社の代表取締役ですので社長でもあります。
当たり前の事ですが。
でも、起業家と社長というのは役割が違うと思うのです。
社長はできた船のかじ取りをする人です。
確かに自分で作った船なら、船の構造が分かっている分、運転の仕方もわかるのかもしれません。
でも、本当に運転がうまい人は船を作った人ではないですよね。
車でも車を作る人がいて、その人が必ずしも運転がうまいわけではありません。
だから、起業がうまい人と社長がうまい人は別だと思うのです。
すでに存在している大きな会社で社長に抜擢されて、社長業をうまくこなす人もいて当然ですし、起業家だけで社長業はだめな人もいて当然だと思います。
私は、できた船の運転をすることはあまり興味がないです。
いい船を作る起業が面白いと思っています。
公務員

ここまで私が経験したいろいろな職業を見てきました。
公務員はその中でも特殊です。
公務員は国という仕組みを存続するために奮闘する仕事で非常に大切な仕事だと思っています。
船を出して釣りをできるのはそこに海があるからです。
公務員というのは、海のように基盤になるような環境を保つ仕事です。
私は今日本で仕事をしています。
私が大海原だと思っているのは日本というバケツの中の水です。
公務員はこのバケツを水がこぼれないように支える人のような存在です。
社会を俯瞰して、貢献した人にはお勧めの仕事です。
私は、支えるよりも、せっかくならその水の中で楽しみたいと思っています。
波ができるならその波にうまく乗って遊びたい。
おまけ
今の時代、国に匹敵するほどの大きな会社が出現していて、全部自分の力で手作りして船を作り起業家のブームも早いうちに去って行ってしまう気がしています。
せっかく大きな船があるんだから、船をその船を間借りして商売するほうが効率的です。
という事で、私も、頼れるところは頼って、うまく漁をしていきたいと思っています。
まとめ
会社員:大きな船にのって釣りをする
研究者:イカダと釣り道具を作って釣りをする
起業家:船を作って漁をする
社長:船のかじ取り
公務員:船やイカダが漂う環境(海や湖)を保持する
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