転職失敗!?転職前にやるべきだったと反省している2つの事。俺と同じ轍を踏むな!

Image credit: Ben-White on Wunderstock (license)

2年前に職場を転職しましたが、失敗したなと思っています。

なぜ失敗したのかを考え学ぶ事ができましたし、いい組織とはという事を考える機会にもなったので後悔はしていません。

今の環境よりもいい環境で働きたい!と転職を頑張っているあなたに

私が失敗からたどり着いたコツを伝えます。

読んで欲しい人

転職を考えている人

転職を含めた就職活動中の人

目次

自己紹介と私の転職

私は社会人になり、8年ほど日本で働いていました。

新たな知識と技能の獲得のため、海外での職場を2年かけて探しました。

3つの施設とメールでのやり取りを行い、最終的に知人の勧めもあり、

トップである教授が30代でエネルギーがありそうな研究室を第一候補にしました。

オンライン面接を行い、その際口頭で内定をもらいました。

私は34歳で、ちょうど第一子を妻が妊娠している事が分かった頃でした。

転職が失敗だったと思った理由

1.転職前に言われていた業務内容がない

職場に到着すると上司の教授から聞いていた仕事内容はアイディアの状態で実際に始めるにはいくつものステップをクリアしていく必要が事が分かりました。

結局、施設的に施行困難なアイディアだったので、実現させることができませんでした。

その後も教授からの協力がなかなか得られず、

赴任する前に思っていた仕事をすることができませんでした。

2.組織にビジョンがない

上司である教授から協力が得られるように試行錯誤しました(こちらにまとめています)

Give and Takeが成り立つように、

こちらから教授が望んでいることを考えてGiveを続けましたが、

それでも私が欲しい協力は得られません。。

私がGive しているものが上司の求めているものと乖離している可能性を考え、

ある日思い切って質問してみました。

あなたの最終目標はなんですか?

すると上司は答えました

ないね。考えたことなかったよ。しいて言えば幸せになる事かな」

っと。

この言葉は私にとって非常に衝撃でした。

目的地のない船のオールをガムチャラに漕いで狭い範囲をぐるぐる回っているような事をしていたのか、と残念に思いましたし、

Giveするものがないので、上司から協力を得るために使えるテコがない気がして絶望しました。

3.職場の雰囲気が合わない

決めては研究室のメンバーとの主義の違いです

ある日教授の指示で教授以外の6人で30m2ほどのスペースを掃除しました。

リーダーがいない為、みんな各々気付いたところを自分の方法で掃除します。

狭い部屋に6人もいるんで手持ち無沙汰の時間があります。

同じ窓が何度も拭かれます。大きな物を動かすたびに床の掃き掃除・拭き掃除をやり直します。

段取りもなくゴールも見えないまま際限なく続けらるこの作業が私にはとても苦痛でした。

結局その日は勤務時間内ずっと掃除をして終わりましたが、

同僚は苦痛に感じている様子はなかったのです。

同僚達は目標やビジョンがなくても仕事ができる事と比較し、

自分は働くのに目標やビジョンを必要としている事に気が付きました。

環境が合わないことを実感しました。

転職前にすべきだったと反省している事

転職は失敗だったと悟り苦しみましたが、

自分で選択した事で自分に責任があります。

自分に何が足らなくて今回の失敗に至ったかを分析し猛省しました。

私に足りなかった1つ目の事は

情報収集

です。

具体的にやっておけばよかったと思う行動は、以下の3つです

情報収集のために行うべきだった行動
  1. 職場を事前に見学
  2. 内部の人にコンタクトを取り環境についての情報を集める
  3. 組織のビジョンについて確認する

1、職場を事前に見学する

実際に訪問して得られる情報は非常に多いです。

職場にある機材のレベルが低い事

色々な機材はあるがテーマのまとまりがなくチームのビジョンが不明瞭な事

職場のスタッフの統制がなくモチベーションが低い事

など見て分かる事で判断できたと思います。

海外の施設なので訪問するには確かに難しいですが、学会で海外に出た際などに訪問するべきだったと反省しています。

2、 内部の人にコンタクトを取り環境についての情報を集める

訪問は時間がかかり確かに難しいです。

ただ、内部の人のメールアドレスを入手することは可能だったと思っています。

大学のホームページから探す事も出来ましたし、過去の論文から探すこともできました。

内部で働いている人だどのようなモチベーションでどのような働き方をしているのかなど、

生の声を聴くべきでした。

、組織のビジョンについて確認する

結局ビジョンのない組織のために働く事に大きな苦痛を感じたので、組織のビジョンに共感できるかという点は大事だと思います。

転職前に、トップの目標やチームとしてどのように社会貢献する事を目標にしているのかを確認すればよかったと思いました。

情報収集と同じぐらい大事であったと思う事は、

自己分析

です。

私は研究者として新たな手法を学びに転職をしました。

ただし、その手法を使ってどんな問題をどう解決したいかという考えが抜けていたことを反省しています。

もっと、自分のことを深く分析し、解決したい問題を明確するべきでした。

自分がどう社会に貢献したいかという確固たるビジョンがあったならば、

入る組織も似たようなビジョンを持っているか確認する思考に発展したと思います。

上記の事は孫子の兵法で言うところの

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

に集約されています。

大きな決断をするときには、相手の情報を可能な限り多く集める、自分のことを詳細に分析する事が大事です。

また、孫氏の兵法では「運が悪かったで片付けてはいけない」という教えもあります。

マンガ 斎藤孝が教える孫子の兵法の活かし方 で孫子の兵法を読み返しましたが、

転職に失敗したなと思った今、心に響く事が多くありました。

私の場合は海外への転職でしたが国内で転職も同様だと思います

私の経験は海外への転職だったため、言葉の壁や文化の違いもあり、情報が正確につかめなかったという事はあるでしょう。

ただし、日本人同士でも個性や価値観は違うので、海外国内関係なく、やはり情報収集は重要だと思います。

可能な限り準備をする!これはいつどんな場面でも重要な事でしょう。

まとめ

転職を失敗しないためには、1、実際に訪問する、2、内部の人に話を聞く、3、組織のビジョンを確認する事で 転職先の情報を 集めると同時に自分の目標などの自己分析を行う事が大事。

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ABOUT US

CHIROME
大学医学部卒→研修医→循環器内科・医学博士→宇宙医学の研究のため2年間海外留学(就職)。日々直面する色々な問題と格闘した軌跡を共有します。 サーフィン・バスケットボール・登山が好き。